- 駐車場経営って楽なの?
- 駐車場経営は儲からないからやめておいたほうがいい。
- 利回りは◯◯万円!
そんな記事をよく目にします。
駐車場経営に興味はあるけど、一歩踏み出せないという方も多いと思います。
僕自身、サラリーマンをしながら、月極駐車場の経営もしています。
超初心者から始めて、現在9台分の駐車スペースがあり、満車の契約で運営しています。
結論からいうと、契約さえ取れれば、初心者でも駐車場経営はできます。
なぜなら、駐車場経営に特別なスキルは必要ないからです。
- 定期的な清掃
- 設備等の不具合の有無の確認
- 賃料の振り込み確認
副業のイメージ
- 早起きして作業
- 仕事から帰って作業
副業といえば、早起きしたり、仕事から帰って、時間を作って作業にあてるイメージですが、駐車場経営の場合、運営の手間があまりかからず、安定した副収入を得ることができます。
PR TIMESの調査によると、副業に興味・関心のある会社員は全体の約60%もいることがわかります。
副業を始めてみたけど、思うように稼げず、挫折してしまった。
そんな経験をした人も多いですよね。
副業で稼ぐには、スキルや経験が必要です。
まずは、駐車場経営を始めて、安定した副収入を得つつ、ほかの副業に挑戦することで、さらに収益アップにつながります。
手間のかからない駐車場経営は、初心者の方でも、始めやすいビジネスです。
この記事では、
- 経営経験なしの僕が月極駐車場経営をしてみた結果
について解説していきます。
駐車場経営を検討中の方の参考になればと思いますので、最後までご覧ください。
それでは解説していきます!
駐車場経営が初心者にオススメの理由
契約さえ取れていれば、普段の定期的な清掃や見回りは必須ですが、安定した収益があります。
月極駐車場の激戦区の場合、価格競争になることもありますが、
- 駐車しやすいよう、レイアウトを工夫する
- 駐車スペースを少し広めに確保する
など、工夫次第で、差別化することができます。
「契約者さんにより使いやすい駐車場にするためには?」という目線を持つことが長期契約につながるカギです。
サラリーマンの副業に向いている
最近は、コロナ禍の影響や副業解禁の影響もあり、副業を始める方も多いですね。
自分の持っているスキルを活かし、収入を得る「事業所得」と駐車場経営の「不動産所得」の両方を合わせることで収入源を増やしていくことが出来ます。
なんのスキルもないよ。
そんな時間ないよ!
月極駐車場経営での「不動産所得」で安定した副収入を得つつ、自分の得意(スキル)を磨いていくことで「事業所得」も延ばしていくことにつながります。
メリット
- 月極駐車場は初期費用を抑えて始めれる
- 土地があれば、すぐに始めれる
- 安定した収入がある
初期費用を抑えて始めれる
初期費用を抑えて始めれるので、小さく始めれるビジネスとして初心者の方でも出来るおすすめのビジネスです。
整地、ライン引き(砂利の場合はトラロープ)、車輪止めは最低限やっておきましょう。
最低限の基礎知識については以下で解説しています。
>>【月極駐車場経営】初心者でも始められる、おさえておくべき基礎知識を徹底解説!
土地があれば、すぐに始めれる
基本的に届出は必要ありませんので、駐車場経営出来る状態であれば、すぐに始めれます。
変形地でも、駐車場として使えるのが駐車場経営のメリットでもあります。
しかし、契約者さんが駐車しやすいように駐車方法を工夫してあげる必要があります。
実際に自分の車でいろんなパターンを試してみて、駐車しやすい位置や方向を探してみるといいと思います。
需要のある立地について以下で解説しています。
>>【駐車場経営】どんな土地が向いている?立地条件を徹底解説!
安定した収入がある
契約が取れれば、毎月安定した副収入が入ってきます。
放っておいた土地が、土地活用として駐車場にすることで収入を運んでくれる土地へと変えることが出来ます。
デメリット
- 立地によっては需要がない
- 収益の上限が決まっている
- トラブルリスク
立地によっては需要がない
駅近、住宅密集地などは月極駐車樹としての需要は見込めますが、これに当てはまらない場合もありますよね。
うちは郊外にあるなぁ。。。
そんな場合でも、自動車の駐車場ではなく、トラックなどの違う用途で使用する車両の駐車場という選択肢もあります。
トラック駐車場経営について、以下で解説しています。
>>【土地活用】田舎でも需要あり?!発想を変えた駐車場経営方法
収益の上限が決まっている
月極駐車場というだけあって月額は決まっています。
月額を上げない限りは上限を上げることはできません。
しかし、月額を上げるには、付加価値を付ける必要があります。
月額を上げてしまうと、客離れにつながり最終的に収益が下がるという残念な結果になり得る可能性大です。
そもそも何の収益も生まなかった土地が収益を生んでくれているということを認識しておくことが重要です。
個人での駐車場経営は青天井のビジネスではなく、収益性の低いビジネスです。
その分、手堅いビジネスでもあります。
初期費用がかかってしまいますが、ガレージなどの差別化をすることで月額を上げて、収益も上げる方法もあります。
ガレージ経営について、以下で解説しています。
>>【駐車場経営】シャッター付きガレージで差別化!意外と需要あり?!
トラブルリスク
経営していく中で、トラブルは、つきものです。
- 賃料の未納・滞納
- 無断駐車
- 騒音トラブル
- 駐車場内での事故
- 車上荒らし
個人経営の場合、賃料の入金確認を毎月行う必要があります。
その際、賃料の未納の場合、忘れている可能性があるので、一定期間待って様子をみましょう。
それでも入金がない時は、その旨を伝え、入金のお願いをしましょう。
契約されている場所なので、所有者が分かる場合は注意を促し、不明な場合は通報という対処をしましょう。
近隣の方の迷惑になるので、無駄なアイドリングや空ぶかしを控えてもらうよう、契約者さんとの話し合いが必要です。
未然に防ぐ為にも、そういった車両での契約はしないという選択がいいです。
ケースにもよりますが、駐車場経営を始めると同時に保険の加入もしておきましょう。
駐車場の保険について、以下で解説しています。
車上荒らしは、月極駐車場での発生が1番多いという結果が出ています。
人目につきずらい、人の出入りが比較的少ないという点から、防犯対策もしておきましょう。
駐車場の防犯対策について、以下で解説しています。
>>【自動車盗・車上狙い】実は月極駐車場が多い?!トラブル回避、防犯対策
注意点
駐車場経営は比較的ラクなビジネスですが、それは「契約が取れていたら」ということが大前提です。
まだ、契約を取ったことのない初心者の方や、自分で契約を取ることに不安のある方は、近くの不動産会社さんに委託する方法もあります。
委託料は発生しますが、その方が自分で探すよりも早く見つかり、早い段階で収益を上げることが出来ます。
詳しくは、以下で解説しています。
>>【経営して分かった】月極駐車場経営 個人でも失敗しないコツ
まとめ
駐車場経営はラクなの?
については、結論、「契約さえ取れれば、比較的ラク」です。
実際に経営してみて、駐車場経営は初心者の方でも始めやすいビジネスだと感じました。
その反面、デメリットもあります。
駐車場経営は初期費用もあまりかからず、小さく始めれるので、挑戦してみる価値はあると思います。
大事なのは「どうすれば契約者さんの使いやすい駐車場にあるか?」という視点です。
さまざま工夫していくと周囲の駐車場に負けない魅力的な駐車場になります。
それが最終的に、長期契約につながっていきます。
この記事で、初心者の方や駐車場経営を検討中の方が一歩踏み出せたら、非常に嬉しいです。
以上、ありがとうございました!
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