【土地活用】田舎でも需要あり？！発想を変えた駐車場経営方法

土地活用の１つとして挙げられるのが駐車場経営です。

この記事は、こんな方に向けて書いています。

土地活用で駐車場経営は始めやすいです。

なぜなら、駐車場経営は、多少の初期費用はかかるものの、その他の土地活用ビジネスに比べると、はるかに安く済みます。

整地さえしておけば、いつでも経営をスタートできます。

駐車場の最低限の基礎知識について、以下の記事で解説しています。

【月極駐車場経営】初心者でも始められる、おさえておくべき基礎知識を徹底解説！

しかし、田舎での駐車場経営は、土地は余っているところも多く、駐車場として貸し出してもあまり需要がない場合があります。

駐車場経営をいざスタートしてみたものの、借り手が全く見つからないということは、よくあります。

管理人いたばね

僕自身、サラリーマンをしながら、月極駐車場の経営をしています。

超初心者から始めて、現在9台分の駐車スペースがあり、満車の契約で運営しています。

ターゲットを絞った駐車場経営

田舎で駐車場経営をするとき、土地はたくさん余っているので、あまり需要がないことが想定されます。

そこで、「自動車」ではなく「トラック」にターゲットを絞ることで、需要がうまれる可能性があります。

仕事でトラックを所有している業者さんは田舎でもたくさんいます。

そこで問題になってくるのが駐車スペースです。

会社内に駐車するとトラックは場所をとるので限られたスペースでの作業となってしまいます。

近くで借りられる場所があれば、会社内を有効に使うことができるので、業者さんにとってもメリットがあります。

増車を考えているが、駐車スペースに困っている場合もあります。

そういった業者さんにターゲットを絞って「トラック駐車場」として貸し出す方法です。

メリット

駐車場経営は初期費用を抑えてスタートできるビジネスなので手軽に始めることができます。

トラックなので車体も大きく、自動車よりも高く料金設定できます。

業者さんとの交渉になりますが、割と高い料金設定で承諾してくれる可能性があります。

自動車の貸し出しの場合、転勤などで解約をされてしまいますが、相手が業者さんだと長期的に契約をしてくれます。

業者さんと良い関係を築くことが重要です。

デメリット

近くに会社がない場合は、不利になります。

しかし、それでも契約してくれる時があるので、諦めず交渉することが重要です。

自動車よりもトラックは騒音が大きいため、騒音が気になってしまうかもしれません。

早朝や遅い時間など職種によって違いますが出入りはあるかと思います。

貸し出す土地がアスファルト舗装だとすぐに痛んでしまいます。

自動車とトラックでは車重が全然違い、アスファルトは柔らかい性質なので、ヒビやうねりが出る可能性があります。

土地の整地

駐車場として貸し出すには土地の整地をしなくてはいけません。

しかし、トラックの駐車場として貸し出す場合は、アスファルト舗装ではなく、砂利敷きが向いています。

なぜなら、デメリットで挙げたようにトラックは重量が重く、地面が傷みやすいからです。

据え切りなどをすると、ヒビなどの原因となり、メンテナンスの頻度が多くなってしまいます。

砂利敷きの場合、草の撤去などの手間はかかるものの、地面が痛みません。

除草剤などの工夫で手間が多少省けます。

メンテナンスの必要もないので、余計な費用がかかりません。

アスファルト舗装よりも、砂利敷きの方が安いので、初期費用も抑えることができます。

数台分貸し出す場合はアスファルト舗装はラインをひきますが、砂利敷きの場合、黄色と黒のロープ（トラロープ）で区画を仕切ります。

初期費用については、以下の記事で詳しく解説しています。

【駐車場経営】初期費用はいくらかかる？毎年かかる固定費も徹底解説！

契約を取る

トラック駐車場経営をしようとするものの、

契約を取りに行った事がない。。。

契約が手間で面倒くさい。

という方は、お近くの不動産会社に委託する事ができます。

委託料はかかりますが、不動産会社が代わって契約を取ってくれます。

駐車場の管理も合わせて委託することで、管理の手間もかかりません。

管理が面倒な方は、こちらの方法がいいと思います。

まとめ

田舎での駐車場経営は需要がないと思われがちです。

しかし、少し視点を変えてターゲットを絞ることで新たな需要が発見できます。

トラック駐車場は、たくさん土地があるという、田舎ならではの強みを生かした土地活用方法です。

業者さんといい関係を築くことで安定した収入を得ることが出来ます。

せっかくある土地ですので有効的な活用をして行きましょう。

以上、ありがとうございました！