月極駐車場の経営で、集客は重要です。
「常に満車の状態を保つのは難しい。」
というのが経営者の本音です。
そんな中、とある統計を見てみると、バイクの駐輪場との併用運営が効果的ということがわかります。
なぜならコロナ禍でバイクの需要が増えているからです。
日刊自動車新聞によると、
「2020年度新車販売台数は前年度比14.9%増の14万4931台となった。14万台を超えたのは12年ぶりとなる。新型車効果に加え、「3密」を避けて移動できる二輪車の役割が見直されたことで市場が拡大したとみられる。」
とあります。
コロナ禍の影響もあり、市場が伸びていることがわかります。
車の駐車場はよく見かけますが、バイクの駐輪場はあまり見かけなくないですか?
駐輪場の需要について、以下の記事で解説しています。
【駐車場経営】今、バイク需要増加により、需要高まる駐輪場経営
ほかの駐車場と差別化することで、収益アップが期待できます。
僕自身、サラリーマンをしながら、月極駐車場の経営をしています。
超初心者から始めて、現在9台の駐車スペースがあり、満車の契約で運営しています。
この記事では
- 駐車場と駐輪場の併用
- メリットとデメリット
の解説をしていきます。
この記事を読むことで、
- 効率的な経営方法
- デッドスペースの活用法
がわかります。
それでは解説していきます!
駐車場と駐輪場の併用
車の駐車場だけだと、どうしても空車が出てしまいます。
すぐに借り手が見つかるような立地の駐車場だと問題ないですが、そんな駐車場ばかりではありません。
そんな中、バイクの駐輪場も併用することで効率的な運営ができる可能性があります。
2006年の道路交通法の一部改正によって、バイクの路上駐車などの取り締まりが厳しくなりました。
その結果、バイクの路上駐車は激減。
しかし、「駐輪場が不足していて、駐車するスペースがない」という問題が発生しました。
2018年には、警察庁交通局より、自動二輪車の駐車場の整備は重要な課題であることから、地方公共団体、道路管理者、民間事業者等に対して、自動二輪車等の駐車需要が認められる場所において、駐車場における自動二輪車の駐車スペースの整備や自動二輪車等が駐車可能な路外駐車場の新設が図られるよう働き掛けました。
- 大型バイク 幅1.2m
- 中型バイク 幅1m程度
自動車1台分スペースにバイクだと2台停めれます。
自動車では駐車できないスペースでもバイク駐輪場として活用できます。
メリット
- 空車リスクの低下
- 収益アップ出来る
- デッドスペースも有効利用できる
駐輪場として貸し出すことで、空車スペースの稼働率を上げることができます。
自動車1台分のスペースにバイクだと2台駐車できるので空車リスクを抑えれます。
それにともない値段設定も重要です。
例えば、
月額10,000円の駐車場だと仮定して、バイク駐輪場として月額5,000以上で貸し出すことができるとすると収益は上がります。
デッドスペースも有効活用することでより稼働率を上げれます。
デメリット
- 多少の費用がかかる
- 場所によっては需要がない
- 夜間の駐車など騒音が懸念される
駐輪場として新たな枠を設けるため、ラインひきをする必要があり、多少の費用がかかります。
初期費用については、以下の記事で解説しています。
【駐車場経営】初期費用はいくらかかる?毎年かかる固定費も徹底解説!
また、バイクの場合、狭いスペースでも駐車できるので場所によっては需要が見込まれないです。
夜間帰宅時などバイクの騒音によるトラブルが懸念されます。
これはバイクに限ったことではありませんが、そういったトラブル要素もあります。
まとめ
コロナ禍において、バイクの需要が増えています。
そのため、駐輪場の不足で、駐輪場の需要も高くなります。
月極駐車場経営だけでなく、月極駐輪場として貸し出すことで、さらに収益アップにつながります。
- 空車リスクの低下
- 収益アップ
- デッドスペースも有効活用できる
- 多少の費用がかかる
- 場所によっては需要がない
- 夜間の駐車など、騒音が懸念される
工夫をして、効率よく収益をあげていきましょう!
以上ありがとうございました!
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