住宅密集地や駅近といった需要のある場所だとそのまま駐車場経営スタートしても問題なく経営できますが、せっかく駐車場経営を始めようとしても需要のない場所だと契約も取れず、初期費用がムダになってしまいます。
需要のない場所は、どうしたらいい?
土地活用で、駐車場経営をしてみたい。
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
実は、月極駐車場の需要はない場所でも、ガレージ駐車場として貸し出すと借り手は見つかりやすくなります。
それは、ガレージ駐車場は、趣味でバイクや車を所有している人に、ニーズがあるからです。
例えば、
- 趣味の車やバイクの保管場所が欲しい
- 普段の通勤では使わないけど、休日にドライブやツーリングへ出かけたい
- 大好きなものと一緒の空間で過ごしたい
そんな人は、ガレージ駐車場を契約してくれる可能性が高いです。
趣味のバイクや車の保管場所として契約してくれるので、いっけん需要のない場所でもガレージ駐車場の経営は有効です。
シャッター付きガレージは愛好家たちのニーズにあっています。
- 初期費用をかけずに始めてみたい!
- いきなり経営をするのに抵抗がある…
- 小遣い稼ぎ程度でいいから稼ぎたい。
そんな方は、駐車場シェアリングサービスを利用して、貸し出してみてはいかがですか?
駐車場シェアリングサービス「特P」は、事前に、ご自身の駐車場を登録しておくことで、使わない時間、貸し出すことができる便利なサービスで100万人以上が利用しています。
実際に利用している人の、2022年3月度の売上実績の一部を紹介します。
- 東京都渋谷区 (自宅駐車場:1車室) 67,000円
- 東京都港区 (アパート駐車場:1車室) 70,200円
- 神奈川県横浜市 (一般駐車場:4車室) 100,300円
- 京都府京都市 (店舗駐車場:2車室) 75,500円
- 岡山県岡山市 (空き駐車場:8車室) 65,600円
- 兵庫県西宮市 (空き月極駐車場:1車室) 41,400円
- 三重県伊勢市 (自宅駐車場:2車室) 26,850円
- 愛知県名古屋市 (自宅駐車場:1車室) 20,800円
- 大阪府豊中市 (自宅駐車場:1車室) 20,000円
一例なので、もっと売上の高い人もいます。
登録は簡単で、貸し出し賃料もオンライン決済なので安心です。
よろしければ、お試しください。
この記事では、
- ガレージ駐車場の需要
- メリット
- デメリット
について解説していきます。
僕自身、サラリーマンをしながら、月極駐車場の経営をしています。
駐車場経営は超初心者の状態から始めて、現在9台分の駐車スペースがあり、満車の契約で運営をしています。
月極駐車場経営に興味のある方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。
>>土地活用で月極駐車場の経営をはじめたい!あなたがするべき【9つの手順】
この記事を見ることで、
- ガレージ駐車場の必要性
- おさえておくべき注意点
が分かります。
それでは、解説していきます!
ガレージ駐車場の需要
- 愛好家の憧れ
- いつかはガレージを持ちたい!
ガレージといえば、車好き、バイク好きの憧れでもあり、いつかはガレージを持ちたいと考えている方が多くいます。
月極駐車場だと、ただ車を駐車しておく場所ですが、ガレージは趣味のバイクや車をいじるための工具を置いたり、自分の好きなものを置いたりと、あくまで趣味のために必要です。
また、車やバイクを雨に濡らしたくないという方も多くいます。
しかし、現実はガレージはそこそこの面積が必要です。
敷地の広さ的にガレージを建てるのが難しい。。
家が賃貸だけど、趣味のバイクや車をガレージに置いておきたい!
こういった方にターゲットを絞っていくと契約も取れやすくなります。
月極駐車場に比べると、圧倒的に数は少なく、空き待ちの物件も非常に多いです。
中でも人気なのは、スペースに余裕のあるガレージです。
メリット
- 住宅地や、駅から離れた場所でも需要がある。
- 月額を高く設定する事ができる。
- ライバルが少ない。
住宅地や、駅から離れた場所でも需要がある
月極駐車場だと、あまり需要の少ない場所という認識ですが、ガレージだと意外と人気だったりします。
なぜなら、
- バイクや車をいじりたい方
- 仲間と雑談したい方
といった趣味の時間をゆっくり楽しみたいといった方が契約されるので、人通りの多い住宅地や駅近よりも、少し離れた静かな場所が人気だからです。
月額を高く設定することができる
ガレージということもあって、一般的な駐車場よりも月額を高く設定しても、需要があるので契約は取りやすいです。
平面駐車場と違って、工具が置ける、雨に濡れないといったメリットがあり、趣味で使う方が多いので、少し高い値段設定でも、「バイクの為なら」「車の為なら」ということで承諾していただけます。
ライバルが少ない
月極駐車場は、よく見かけますがガレージを経営されているところは、あまり見かけませんよね?
初期費用がかかる分、ライバルが少なく、月額も高く設定でき、契約も取りやすくなります。
空車リスクが少なくなるとも言えます。
デメリット
- 通常の駐車場(平面駐車場)よりも初期費用がかかる。
- ガレージ(建物)の固定資産税がかかる。
- 空ぶかしなどの騒音によるトラブルが懸念される。
平面駐車場よりも初期費用がかかる
平面駐車場の場合、整地やライン引き等の費用で済みますが、ガレージ経営は名の通り、基礎工事を行い、ガレージを建てる必要があります。
1台用でも、最低、数十万円〜くらいかかってしまいます。
台数が増えるごとに初期費用もかかってきます。
ガレージ駐車場の初期費用については、以下の記事で解説しています。
>>【月極駐車場経営】シャッター付きガレージの初期費用はいくらかかる?
ガレージ(建物)の固定資産税がかかる
ガレージの場合、基礎を打って建てる必要があります。
基礎工事を行い、壁で囲まれている状態になるので、「家屋」扱いになる為、建物の固定資産税がかかります。
なお、固定資産税は、固定資産評価額により異なります。
固定資産評価額とは?
国の定めた基準により、固定資産税の税額算定の基準となる額です。
土地の価値によって、固定資産税に差があります。
空ぶかしなどの騒音によるトラブルが懸念される
趣味のバイクや車の為に契約されている方が多いので、カスタムされた車両もあります。
ガレージでバイクや車をいじられる場合もあり、その際の空ぶかしなどの騒音問題が懸念されます。
クレームやトラブルの原因になりかねません。
最低限の注意事項を決めておく必要があります。
そのほか、実際に経験したトラブルの一例と対処法を以下の記事で紹介しています。
>>【月極駐車場経営】実際に経験したクレーム・トラブル3選と対策方法
まとめ
ガレージ経営はバイク好き、車好きの方にとっての憧れです。
諸事情でガレージが建てられない方に需要があります。
月極駐車場、コインパーキングに向かない立地条件の土地もガレージ経営だと収益を上げれる可能性があります。
メリットがある分、初期費用がかかってしまうデメリットもあります。
土地活用したい、駐車場経営を始めたいけど、立地条件があまりよくないと思われている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
駐車場経営について、ほかの記事でも解説していますので、よろしければご覧ください。
以上、ありがとうございました!
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