【駐車場経営】今、バイク需要増加により、需要高まる駐輪場経営

駐車場経営
  • 月極駐車場で売上を伸ばしたい!
  • 空車リスクを減らすには?

この記事は、そんな方に向けて書いています。

実は、車を駐車する為だけでなく、ちょっとした工夫で収入をアップできる可能性があります。

それは、駐輪場も併用して経営を行うということです。

なぜなら、コロナ禍において、さまざまな生活スタイルの変化が起きています。

電車やバスでの移動を避けていませんか?

なるべく、3蜜を避けたいですよね。

そんな中、今、バイクの需要が増えています。

バイクは自動車に比べると維持費も安く、人と接触することなく移動できるので、注目されています。

駐輪場の併用経営について、以下の記事で解説しています。

【月極駐車場】バイク駐輪場の併用経営で、収益さらにアップ

 

管理人いたばね
管理人いたばね

僕自身、サラリーマンをしながら、月極駐車場の経営をしています。

超初心者からはじめて、現在9台分駐車スペースがあり、満車の契約で運営しています。

この記事では、

  • バイク駐輪場の需要増加の理由
  • メリット・デメリット

について解説していきます。

この記事を読むことで、

  • 駐車場のデットスペースの活用
  • 収益アップ

のヒントになればと思います。

それでは、解説していきます。

 

スポンサーリンク

バイクの需要の増加

以下、日本経済新聞からの記事です。

コロナ禍で自動車の販売が大打撃を受ける中、二輪車市場に復調の兆しが出ている。全国軽自動車協会連合会によると、2020年4月の軽二輪車(125cc超250cc以下)の新車販売は前年同月比2.0%増の7772台。4カ月連続で前年同月比プラスとなった。19年10月の消費増税後の落ち込みからの反動という側面もあるが、公共交通機関に代わる「脱・3密」の移動手段として、通勤や通学に使うニーズが拡大しつつあることも背景の1つにある。

(出典:日本経済新聞


大きな出費となる、自動車の販売台数が落ち込む中、バイクや自転車の販売台数は、それほど落ち込んでいません。

(出典:日刊自動車新聞)

2019年のコロナ前の販売台数からあまり落ち込んでいません。

この年は、消費税の増税がされた年です。

なので増税前の、駆け込み需要もあり、販売台数が伸びています。

それにもかかわらず、2020年もほぼ変わらない推移なので、よく売れているということが分かります。

スポンサーリンク

駐輪場の需要

2006年の、道路交通法の一部改正により、路上駐車などの駐車違反の取り締まりが厳しくなりました。

民間の駐車監視員が路上駐車の取り締まりを行うようになり、路上に駐車しているバイクを見かけなくなりました。

もちろん通行の障害にならないというメリットはある反面、バイクの駐車スペースがないという問題が起きます。

月極め駐車場やコインパーキングはよく見かけますが、駐輪場はあまり見かけなくないですか?

その背景から、駐輪場の需要があることが分かります。

2018年には、警察庁交通局より、

「自動二輪車等に係る駐車環境の整備の推進について」

という駐輪場や二輪車の駐車スペースの整備の推進を地方公共団体や道路管理者、民間事業者等に働きかけられています。

(参考資料:警察庁交通局の通達より)

『自動二輪車等に係る駐車環境の整備の推進について』(2018年4月16日)

1 駐車場の整備に向けた働き掛けの推進

交通の安全と円滑の確保を担う交通警察としても、自動二輪車又は原動機付自転車(以下「自動二輪車等」という。)が駐車可能な駐車場の整備は重要な課題であることから、自動二輪車等の駐車需要や地域の交通実態を踏まえ、地方公共団体、道路管理者、民間事業者等に対して、自動二輪車等の駐車需要が認められる場所において、既存路外駐車場における自動二輪車等の利用を可能とする設備等の整備や自動二輪車等が駐車可能な路外駐車場の新設が図られるよう働き掛けること。

また、市区町村に対して、自動二輪車等が駐車可能な駐車場の附置に係る条例の整備について働き掛けること。

2 自動二輪車等に配意した駐車規制の見直しの推進

自動二輪車等を対象から除外していない駐車禁止規制を行っている路線のうち、自動二輪車等の駐車需要が高いと認められるにもかかわらず、周辺に自動二輪車等が駐車可能な駐車場が十分に整備されていないものについて、一般に自動二輪車等の車体は四輪車と比べて小さいことを踏まえつつ、駐車禁止規制の対象から自動二輪車等を除外する見直しが可能かどうかを検討すること。また、当該路線の交通実態に応じて、駐車禁止規制の廃止、自動二輪車等を対象とする駐車可規制及び駐車方法の指定、自動二輪車等を対象とする時間制限駐車区間規制の実施等による見直しの可否についても検討すること。

なお、点検に当たっては、自動二輪車等の駐車需要がより高いと認められる路線及び歩車道の区別のある路線から優先的に点検を実施すること。また、駐車禁止規制の廃止又は変更を行うこととなった場合には、必要な道路標識等の整備を行うとともに、地域の実情に応じ、自動二輪車等の利用者に向けた広報を実施すること。

管理人いたばね
管理人いたばね

つまり、取り締まりを強化したものの、そもそもバイクの駐車スペースが少ないという問題です。

「今ある、自動車の駐車場に二輪車の駐輪場も併用して経営してください」という警視庁からのお願いです。

メリット

  • 不足している状況なので、借り手や利用者が多い
  • 小さい駐車スペースなので料金設定によっては収益が上がる
  • 路上駐車を減らすことが出来る

バイク需要の増加により、借り手が見つかりやすい傾向です。

また、バイク駐輪場は、自動車に比べると、スペース確保が容易です。

その結果、路上駐車の減少につながります。

デメリット

  • 騒音トラブルの懸念
  • 場所によっては需要がない
  • 駐車場での話し込みなどのマナーが懸念

バイクの騒音でのトラブルが懸念されます。

無駄なアイドリングや、空ぶかしのないよう、契約時の話し合いが必要です。

その旨を契約書に記載しておくと効果的です。

また、場所によっては需要がない可能性があります。

地方など、駐車スペースに余裕のある地域だと借り手が見つけにくいです。

需要のある立地条件について、以下の記事で解説しています。

【駐車場経営】どんな土地が向いている?立地条件を徹底解説!

まとめ

コロナの影響もあって今、バイクの需要が増えています。

それに伴って駐輪場も足りなくなります。

街中や公共施設付近で駐車場を経営されている方は、駐輪場も併用して経営することで収益アップの期待が出来ます。

路上駐車を減らす為にも駐輪場経営は有効だと思います。

以上、ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました