駐車場経営で立地条件はとても重要です。
とはいえ、自分が駐車場経営を始める場所が、需要のある場所なのか分からないですよね。
需要を考えずに始めてしまうと、
こんなはずじゃなかった…
そうならないためにも、需要を抑えておくことが重要で、今後の駐車場経営に大きく差が出ます。
この記事は、
- 需要のある駐車場を知りたい!
- 月極駐車場とコインパーキング、どちらが向いているか知りたい!
そんな方に向けて書いています。
僕自身、サラリーマンをしながら、月極駐車場経営をしています。
超初心者からはじめて、現在9台分の駐車スペースがあり、満車の契約で運営しています。
駐車場に必要な土地の広さ
住宅を建てるには向かない、変形地でも駐車場経営では問題ありません。
月極駐車場の場合、道路に面した場所であれば、1台あたり4〜5坪の広さがあれば大丈夫です。
コインパーキングの場合は精算機を設置する必要があるのでそのスペースの確保が必要です。
変形地でも、駐車場経営できる
変形地でも駐車場として有効活用できます。
しかし、駐車スペースを確保すると、デットスペースができやすく、駐車台数が減る可能性があります。
デットスペースができた場合は、物置スペースを作ったり、バイクの駐輪場にしたり工夫次第で、差別化できます。
月極駐車場としての需要
集合住宅地域のような土地や店舗近くの場所は、月極駐車場の需要があります。
- 複数台の車を所有している家庭
- 駐車場を借りて、庭のスペースを十分に確保したい家庭
- お客さんの駐車スペースを確保したい店舗
路上駐車の多い地域なら、駐車場経営をすることで、路上駐車を減らして地域貢献につながります。
また、店舗近くだと、お客さんの駐車スペースを確保する必要があるので、店舗の方に契約してもらえます。
メリット
- 初期費用があまりかからない
- 変形地でも駐車場として経営できる
月極駐車場の場合、初期費用を、おさえて始めることができます。
整地・ライン引きで最低限の駐車場としての環境はできています。
もちろん、契約者さんが使いやすい駐車場を意識するのは必須です。
そして、変形地でも、駐車場としては、問題なく経営できます。
その際、駐車する配置の工夫が必要です。
デメリット
- 収益性が低い
- 立地によっては、集客が難しい
初期費用を、おさえて始めることが出来ますが、その分、収益性も低いです。
貸し出す台数も限られているので、上限が決まってきます。
また、田舎など、駐車スペースは十分に確保できている地域や、周囲に住宅がないなどの需要が期待できない場所だと、集客は難しくなります。
コインパーキングとしての需要
ショッピングモールや病院、繁華街や公共施設付近の土地はコインパーキングの需要があります。
一時的に自動車を駐車したいニーズがあるので、駐車場を利用してもらえることが見込めます。
メリット
- 初期費用が不要
- 安定した収入
コインパーキングの場合、「一括借上」といって、土地自体を管理会社へ貸し出す運営方法をされる方が多いです。
その場合、初期費用は管理会社の負担になるので、初期費用が不要です。
また、土地の賃料という形で、管理会社から毎月、安定して収入を得ることが出来ます。
デメリット
- 収入は一定
- 不利な契約をさせられる可能性がある
収入は安定しますが、繁盛しても収入は一定で上がることはありません。
すべて管理会社へ丸投げだと、不利な契約をさせられることもあるので、周辺のコインパーキングの相場、見込める収益の計算など自分でできる範囲のことは調査する必要があります。
契約書をよく見て契約しましょう。
まとめ
土地活用で駐車場経営は固定資産税をまかなうことも出来ておすすめです。
うまく運営すれば、不労所得となります。
離れた場所にある場合や、管理が難しい場合は管理会社に委託することで収入を得ることができます。
近くの不動産会社さんなら情報を持っているので、相談してみるのもアリだと思います。
土地活用したいと思われている方は参考にしてみてください!
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