- 老後資金2000万円も蓄えが必要なの?
- 給料も上がらないし貯蓄する余裕がない。
- 老後が不安。
この記事は、そんな方に向けて書いています。
実は、この「老後資金2000万円足りない問題」、駐車場経営で安定した収入を得ることで解決できます。
なぜなら、駐車場経営の収入を、
- つみたてNISA
- iDeCo
で運用することで、老後2000万円の資産をつくることが可能だからです。
そもそも、「老後資金2000万円の蓄えが必要」というのは、2019年に金融庁が発表した、報告書によるものです。(金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書)
そんな貯金、できるワケないじゃん…
ボクらは年金もらえるのかな?
そう感じるのが正直なことろです。
- 上がらない給料
- 不況によるボーナスカット
- 上がり続ける社会保険料
生活は、しんどくなる一方で貯蓄や投資にまわす余裕がない方も多いと思います。
今のところ、「年金がもらえない」という可能性は低いものの、改悪される可能性は多いにあります。
この記事では、
- つみたてNISAの概要
- iDeCoの概要
- 駐車場経営で老後問題を解決できる理由
について解説していきます。
ぼく自身、サラリーマンをしながら、副業で月極駐車場経営をしています。
超初心者からはじめて現在、9台分の駐車スペースを貸し出しており、満車の契約で運営しています。
この記事を読むことで、
- 駐車場経営の魅力
- つみたて投資の必要性
について理解が深まります。
将来に不安のある方に、少しでも参考になればと思います。
それでは解説していきます!
つみたてNISAとは、少額からつみたて投資ができる非課税制度
つみたてNISAは2018年からスタートした、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
日本にお住まいの20歳以上の方が制度の対象になります。
毎年40万円(月33,333円)を上限に、20年間の運用益が非課税になるお得な制度。
※一般的な証券口座からの購入の場合、売却時に約20%の税金がかかります。
「つみたてNISA」口座から投資信託を購入することで、非課税制度の恩恵をうけることが可能になります。
口座の開設・投資信託の購入ができる期間は、2018年から2042年まで。
運用手数料が低水準で、扱っている対象商品は金融庁が定めた基準を満たす優良な商品に限定されているので、投資初心者の方にとって利用しやすい制度です。
- 日本在住の20歳以上の方
- つみたてNISA口座の開設が必要
- 1人1口座まで
- 購入できる上限金額は年間40万円まで(月33,333円)
- 運用益が20年間、非課税
- 口座開設・積立投資期間は2042年まで
- 金融庁の基準をクリアした厳選された商品なので、投資初心者でも始めやすい
「つみたてNISA」と「NISA」名前のよく似た、2つの非課税制度があるので、違いを把握しておきましょう。
「つみたてNISA」と「NISA」のいずれか、1人1つの口座しか開設できないので、注意が必要です。
NISAとは、「つみたてNISA」より幅広い金融商品が購入できる非課税制度
NISAは、2014年にスタートした制度で、株式、投資信託を購入することができ、運用益が非課税になる制度です。
日本にお住まいの20歳以上の方が制度の対象になります。
少額から投資が可能で年間120万円を上限に、非課税期間は5年間です。
非課税期間が終了したあとは、非課税投資枠に移すこと(ロールオーバー)ができるので、実質10年間、非課税で運用することができます。
- 日本在住の20歳以上の方
- NISA口座の開設が必要
- 1人1口座まで
- 購入できる上限は年間120万円まで
- 非課税運用期間は5年間(ロールオーバーした場合+5年間)
- 投資可能期間2023年まで
つみたてNISAと一般NISAの違い
NISA | つみたてNISA | |
非課税期間 | 5年 | 20年 |
年間投資額の上限 | 120万円 | 40万円 |
金融商品 | 株式・投資信託 | 投資信託 |
投資可能期間 | 2023年まで | 2042年まで |
制度の対象 | 日本在住の20歳以上 | 日本在住の20歳以上 |
ロールオーバー | 可能 | 不可能 |
「NISA」と「つみたてNISA」では、年間投資額の上限に80万円の差があります。
しかし、最終的には「つみたてNISA」の方が多くの金額を運用できます。
金融商品については、「NISA」の方がより幅広く選ぶことが可能です。
- NISAが投資経験・知識のある人向け
- つみたてNISAが初心者向け
そんなイメージです。
iDeCoで個人年金をつくる
iDeCo(イデコ)とは、自分でつみたてた掛金を運用して、60歳以降に「公的年金+α(老齢給付金)」として受け取ることができる制度です。
20歳以上、60歳未満の人が加入対象。
iDeCoの掛金は5,000円から1,000円単位で設定できます。
掛金の上限は職業によって異なります。
職種 | 上限額 |
自営業者 | 月6,8万円(年間81,6万円) |
専業主婦 |
月2,3万円(年間27,6万円)
|
勤務先に企業年金がない会社員 | |
企業型確定拠出年金に加入している会社員 | 月2万円(年間24万円) |
勤務先に企業年金がある会社員 |
月1,2万円(年間14,4万円)
|
公務員 |
原則、運用している資産を60歳まで引き出すことはできません。
なので、無理なく継続できる掛金額の設定が重要です。
掛金については、年に1回変更することができ、掛金はいつでも止めることが可能なので、心配はありません。
注意点として、iDeCoの場合、60歳以降の受け取り時に税金がかかってしまいます。
しかし、一定額まで税制優遇措置があるので、うまく活用して税金を抑えることが可能です。
- 掛金が全額所得控除になる
- 運用益が非課税
- 受け取り時、一定額まで税制優遇措置がある
- 一括で受け取る→退職所得控除
- 分割で受け取る→公的年金等控除
- 一部を一括で、残りを分割で受け取る→退職年金控除+公的年金等控除
iDeCoは個人年金をつみたてながら、節税になり、その運用益が非課税になるお得な制度です。
駐車場経営は初心者でも経営可能
駐車場経営に特別な資格は必要ありません。
一番重要なのが、土地の立地条件です。
立地条件さえ、需要に合っていれば、初心者の方でも安定して稼ぐことができます。
需要のある立地条件って何だよ。
需要のある立地条件は、
- コインパーキング経営
- 月極駐車場経営
駐車場の種類によって異なります。
【コインパーキングの場合】
たとえば、
- 駅近
- 繁華街周辺
など、人の出入りが多い場所に適しています。
【月極駐車場の場合】
たとえば、
- 住宅密集地
- 路上駐車の多い地域
など、居住地に適しています。
需要のある立地条件の詳細は、以下の記事で詳しく解説しています。
>>【駐車場経営】こんな土地が向いている!立地条件を徹底解説!
初期費用もかかるし、初心者にはリスクが大きいよ…。
実は、駐車場経営は、初期費用も抑えることができるビジネスで、初心者でもローリスクで挑戦しやすいです。
月極駐車場の場合、土地を整地して、ライン引きをすれば最低限の準備はOKです。
もともと更地の土地なら、ほとんど費用はかかりません。
もちろん、利用者さんが使いやすく工夫する必要はあります。
コインパーキングの場合、一括借上(サブリース)なら、管理会社が初期費用を負担してくれるので、実質、初期費用0で経営をすることができます。
サブリースは管理会社が、集客・駐車場管理を行うので、手間がかかりません。
管理会社から、毎月安定した収入が入ってきます。
駐車場経営の基礎知識について、以下の記事で詳しく解説しています。
>>【月極駐車場経営】初心者でも始められる、おさえておくべき基礎知識を徹底解説!
駐車場経営で月5万円、安定して稼ぐことができたら
たとえば、年収450万円、30歳で勤務先に企業年金がない会社員と仮定した場合、
- つみたてNISAに月33,000円
- iDeCoに月15,000円
つみたてNISAで月33,000円を4%で運用したら、20年後は12,104,000円
→元本792万円、運用益418.4万円
iDeCo 月15,000円を3%で運用したら、30年後は8,741,053円
→元本540万円、運用益334.1万円
合計すると、20,845,053円なので、「老後資金問題」は解決します。
つみたてNISAは、受け取り時、税金はかかりませんが、iDeCoの場合、受け取り時に税金がかかってしまうので、控除をうまく活用して、税金を抑えましょう。
まとめ
「老後資金2000万円問題」が話題になっています。
- 思うように貯蓄ができていない。
- 投資にまわす余裕がない。
そんな方も少なくないと思います。
本業+駐車場経営で老後の心配を解消できる可能性は高くなります。
貯蓄だけでは、お金が増えないのが現実です。
- つみたてNISA
- iDeCo
のような投資の非課税制度をうまく活用することが重要です。
金融庁の基準をクリアした厳選された金融商品ばかりなので、投資初心者の方でも、始めやすいです。
駐車場経営は、初心者でも始めやすいビジネスです。
はじめ方や、おさえておく点など詳細記事を書いていますので、興味のある方は、ぜひご覧ください。
少しでも参考になればうれしいです。
以上、ありがとうございました!
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